原点回帰するための遊泳と長文

最近、「後で読むブックマーク」を安易に利用してしまっているのに気がついたので、せめて今見かけた分だけでも整理しておく。
ついでに日記も書く。


「このページ後で読もう」とブックマークするのが好きではない。
もちろん、興味深いサイトをブックマークして、後で更新チェックしたり他のコンテンツを読もうとするなら別だが、ブログなどでエントリのタイトルやさわりをちょっと読んだだけで「面白そうだから後で読もう」とブックマークするのが、とにかく嫌いだ。はてブの後で読むブックマークを否定しているような物だが。
(誤解のないように言っておくと、あくまで僕がそういう行動をするのが嫌いなだけで、「後で読むブックマーク」の利便性はわかるし「後で読むブックマーク」をしている人を否定するつもりはない)
時間がなければ後で読むしかないのはわかるが、家でネットサーフィンしていて見つけたエントリなら、何がなんでもその場で読むべきだと思う。
これは僕の読書体験が教訓になっているのかもしれない。
例えば図書館で面白そうな本を見つけたら、「今度借りよう」「後で読もう」ではなく、その場で借りて読まないと、(あくまで僕の場合だが)その本を読む確率は大幅に下がり、さらに読んだときの面白さも満足に得られない場合が多い。
「後で読む」と決めた本を借りるという行為は、その本を見つけたときの自分に対する義務のようなものであり、二度目にその本を見ても「面白そう」「やっぱり読みたい」と思うことは少ない。
逆に言えば、そこで「やっぱり読みたい」と思える本はそれだけ面白い本だったりするわけだけど。


最近忙しさを理由に安易に目についたエントリをブックマークして、読む時間を取れずに溜まっていくというサイクルに嵌りそうだったので、今日を利用して読む。


話は変わるが、7年前くらいから本を買うことを規制している。
というのも、規制しないと、とてもじゃないけれど部屋が本で溢れかえってしまうから。
というわけで、以来読みたい本はまず図書館で借りて、また読みたくなったら図書館で借りて、それでもどうしても手元に必要な本だけ買うようにしている。
以下、僕が本を借りる際に気をつけていることの一部。

  • 忙しくとも、斜め読みでもいいから「読みたい時」に読む。睡眠時間を削ってでも。そこまでして読める本でないならば、それは必要ない本である。
  • で、考えながら読む時間がなくて読み説けないなら、メモを取るなりして後で(電車乗ってる時とかに)考える。
  • どうしてもその場で借りられない(借りても返却期限までに読み終えられない)ような状況なら、買う。