ネットサーフィン9年目にして

チャットなどで、割と平気で自分のタイミングで落ちられる方である。
例え場の主導権が他にあっても、俺の主導権は常に俺にあると言わんばかりの勢いで(といってもある程度会話の切りのいいところで)、相手が発言しても平気で「そろそろ落ちます、さようなら」と言える。
周りの人もそうで、落ちないのは別に落ちなくても平気か、あるいは落ちたくないからだと思っていた。
(落ちる=ログアウトする=チャットから退席する 今更説明するほどの言葉でもないと思うが)


で、どうやらこれは自分の勘違いだったと判明。
前々から薄々気付いていたのだが、どうも多くの人は、相手が発言を続けていると、落ちるのが悪いと思って落ちられない模様である。
だが、こちらは本を読みながらや、あるいはテレビや映画を見ながらでも平気でチャットが出来るタイプの人間なので(本やテレビの方を向いたまま、ブラインドタッチでタイピングし、相手の発言があったときだけチラっと画面を見る)延々どうでもいいことをタイプしていることが多々ある。
本を読みながらタイピングする方が、本を読みながら喋るより楽なくらいだ。何の役にも立たない特技だが。


しかし、チャットやらなんやらでは、ここ以上に内容のない(それでいてタイプだけは早いので延々と流れ続ける)話をしているわけで、それを相手に「なんか話してるから落ちるのが悪いなぁ」なんて思ってる人たちは、時間の無駄だからさっさと落ちることを推奨する。
ネットなんてのは好きな時に繋いで好きなときに切ればいいもんなのだ。と思っていたのだが、どうやらそうもいかないのが人間関係という物らしい。
(例えばmixiにログインしないと心配されたり、コメントを返さないと嫌な気分にさせたり、足跡を残したら一言コメントも残したり)


社会不適合者なのに、ネットコミュニケーションにまで適合出来なくなる日が来そうな予感である。