来年もよろしくお願いします

僕は昔から、好きな漫画家や好きな作家が、自分の感じた「ステキ要素」じゃない部分で評価されていたりすると、「違ぇだろアホか! 冨樫の凄い所は絵の上手さなんかじゃねぇ! 構成とコマ割りだボケ!*1」とか「『チャイナさん萌え〜』じゃねぇよボケ! 鶴田謙二はその秀逸な構図と擬音が入らないコマが生み出す作品全体の雰囲気を味わえ!*2」とか思う方なんですが、これって描いてる方はどうなのかなぁと。
たとえば、自分が「グヒヒ、今回は文体を変えて、シリーズ三作目にしてガラっと雰囲気変えて新境地って感じの作品に仕上げたぜ」とか思ってた時に、ファンが「今回もヒロイン超萌えた。○○先生の作品は安定してていいね!」とか言ってるのを見たら、どう思うんだろう、と。
もちろん人それぞれで、「まぁ気に入ってくれたならいいや」と思う人もいるだろうし、僕みたいに「違ぇぇぇぇそうじゃねぇぇぇぇ!」と思う人もいるだろう*3
で、なんでこんなことを書いているかと言うと、今年もあと一か月、いつも通りゲヘゲヘ言いながら部屋でパソコンしつつ、この日記のアクセスログ見てたら、なんか今年やたらアクセスが多くなってて驚いたからなわけで。しかもその大半が、DSliteを修理に出した時の記事*4
なんか「任天堂」「DS」「修理」とかでGoogleから飛んでくる人が多いみたいで、もう申し訳ないやらなんやらって感じです。
一番はてブされてる記事は、他のはてなユーザーからしてみれば不快なだけの内容だったり*5、アクセス多い記事のほとんどがiPhoneやらイーモバイルの記事だったり、もちろんこんな肥溜日記、見てもらえるだけで感謝どころかすみません臭くてごめんなさいって感じなわけだが、「あれ、ここって(愚痴が中心の)日記なのになぁ」って感じだったりもするわけである。


自分大好きな僕としては、お勧めは嘘日記カテゴリや、その他徒然カテゴリに入れてる、どうでもいいような内容の嘘で塗り固めた日記や、同じくどうでもいいような写真付きの僕の行動記録だったりするわけだけれど、もうこれは目に見えてアクセス数が少ない上に、この手の内容を更新した場合は全力でスルーされている感がある*6。極少数の人は見てくれたりしていて、それはそれで恥ずかしかったりもする。


毎度のごとく何が言いたいのかわからない感じになってきたけれど、「書きたいこと」と「読み手が面白いと感じるもの」とは一致しないんだろうなぁってことである。
ここの差を上手に解消するのがプロだったり一流だったりするんだろうけど、僕はプロでもないし、やっぱり人様に読んで頂くなんて意識は微塵もない、愚痴を吐くための場なので、これからも好き勝手に更新すると思うけれど、まぁ来年もよろしくお願いしますということである*7

*1:いや、絵も好きですけど。

*2:マリエルとか好きです。

*3:それでも、見てくれたこと自体は嬉しくて、妙なジレンマが生まれると思う。

*4:他にろくなエントリないから当たり前だけど

*5:や、ホント、キモイのは全面的にこっちなんで、スルーされるべきエントリだと思います。自分でも。

*6:おかしいなぁ。自分で読む分にはこの辺が一番面白いのに

*7:別に12月更新しない宣言ではありません