気になった記事に言及。天皇の話。

昨日、23日は天皇誕生日でした。というわけで天皇の話。


以前、TSUTAYAにDVDを借りに行った時に、その頃付き合っていた人と天皇制についての会話をしたことがある。
何がキッカケでそんな話になったかは覚えていないけれど、まぁ僕のことだから、くだらない些細なことで天皇制の話になって、意見が対立したのでそのまましばらく会話するという、いつものパータンだったのだろう。
ちなみに、僕は「天皇制反対」とまでは言わないまでも、「無くせばええやん」派で、彼女は「天皇制は絶対に必要」派だった*1
なんでこんなことを急に思い出したかと言うと、下のエントリを見たから。


天皇を あがめてみせるのは ひきょーだ。だって、天皇制っていうのは ドレイ制度じゃないか。天皇制の主体は、いったい どこにあるのだ。 - hituziのブログじゃがー


僕自身は、天皇とか皇太子のことはそれほど嫌いなわけじゃなくて、多分一緒に飲んだら「よ、天ちゃん、名前なんだったっけ。まぁアンタも大変だよね、色々とさ。インターネットとかやるの? え? ダメなの? もしかして、人前で携帯いじったりしてるの見つかっただけでスッゲー怒られる? うわぁ、キツイなぁ」程度の会話はするくらいに、好きだ。
テレビとかで見た印象しかないけれど、凄いいい人そうな感じではあるし、少なくとも現時点で人間的に嫌いになる要素はない。
が、尊敬しているかとか、特別な敬意を持っているかというと、ちょっと違う。
敬意は持っているけれど、それは「皇族だから」というよりも「皇族だからという理由で好き勝手生きることも出来ず、ちょっとコンビニ行くことすら自由に出来ず、街中に出れば一挙手一投足を注視され、自由に生きられないなんて、とんでもなく大変だろうに嫌になって自棄になることもなく生きている」という点に、敬意を抱くのである。

*1:いわく天皇という象徴が無くなったら日本は日本で無くなる、とか、日本が成立しなくなるとか、そういう話だったと思う