自宅の鍵と自転車の鍵とその他色々をなくしたでござる の巻

他人は興味が無いであろう経緯。悲劇が起こる準備。

六月中旬に、錆びて使い物にならなくなった自転車の鍵を買い換えた。
税込みで105円。100円ショップで購入した60センチのチェーンロックで、前の鍵が錆びて抜き差しがスムーズにいかなくなったのと、鍵自体が曲がって開閉が力任せじゃないと無理になったので、購入。
別に100円ショップの鍵である必要は無いのだけれど、前の鍵も100円ショップの物だったけれど盗まれなかったし、近くで安く買えるのが100円ショップだけだった。


で、普段乗ってる自転車に乗って颯爽と出かけて、早速100円ショップで買ったばかりの鍵を掛けた。
普段家の駐輪場では自転車の鍵すら掛けてないことが多いので、この日が初めての活躍である。


その四時間後。用事も済んで、自転車を停めた場所に戻ると、鍵がなくなっていた。
鍵は確実に掛けたのだけれど、よく考えたら鍵を抜いた記憶は無いし、鍵を付けたキーホルダーが鞄のどこを探しても見あたらなくて、ひょっとして差したままにしちゃったのかなぁとは思った。
一応言い訳として、初めて使った鍵で、パチンと閉めた時に自動で鍵が抜けるタイプではなく、引き抜かないといけないので、鍵を抜くのを忘れたとしても不思議ではない。


さて、鞄の中にキーホルダーがない、自転車にもチェーンロックが付いていないとなると、ほぼ確実に鍵を盗まれたと考えるのが妥当である。
だが自転車自体は、なぜかその場に残っている。
100円のチェーンロックを盗む位なら、一応新品なら10万以上する自転車を盗むんじゃないかなぁ、と思い何かの間違いだろうと辺りを探す。
で、僕の自転車はピンディングペダルだから、盗もうと鍵を開けたけど乗れなくて諦めて、その辺に鍵を捨てたんじゃね? と思い至り、周囲を探すこと1時間。結局見つからないので、遺失物届けを出して、泣きそうになりながら大家さんに電話した。


そんなこんなで、鍵をなくした。
完全に、「なくした」というより「盗まれた」だと思っているのだが、ハッキリとはしない。

で、大家さんに電話して、合い鍵借りて家に帰った

10年前くらいからずっと自宅の鍵や自転車の鍵、バイクの鍵などをつけていたキーホルダーなわけだが、実は貰い物のグッチの鍵だった。
グッチといっても裕三ではない。
だが、ブランド物に全く興味がない僕は、雨の中平気でバイクに差して走ってたりと雨ざらしで、価値もわかっていなかったのだが、どうやら普通に新品で買ったら2万円くらいする物らしい。


大家さんから合い鍵を借りるのは、大家さんが快く貸してくれたお陰で、駅まで来てくれた大家さんから借りて終了。
まぁブランド物のキーホルダーは痛いけど、どうせ価値がわかってなかったから全然問題ない。むしろ、家の鍵だけでいいから帰して欲しいのだが、鍵を持っていった人と話が出来ない物か。
無事自宅に帰れたのは0時過ぎで、途中「鍵を盗った人がウチに泥棒に入ってたら嫌だな」とか思ったけど、そもそも盗られるような物が無かったので平気だった。


と、ここまで前回のエントリを見ながら書いてるわけだが、なんかもうそんな気力無くなるくらいに、書いていてまたへこんできた。
合い鍵はすぐ出来たけど、鍵なくした以上、ドアノブの所の鍵を交換せざるを得ない。
僕の生活費の5分の1くらい飛びそうな予感である。


キーホルダーはあげるから、頼むから鍵だけ返して下さい。
でも、今回の件で、何があっても自転車は盗まれそうにないということが、よくわかった。