寝言は彼岸の言葉

どうせ誰に読ませるつもりで書いてるわけでもないんだし、不特定多数じゃなく極々身内の少数が書いた事を読んで思ったことを、書いてみる。
接客業のアルバイトはいい。それもアルバイトだからと割り切らず、接客をしている最中は出来る限り本気でやると自らに課した上で行えれば、最高だろう。
いつしか自らはただの機械になる。
客が来れば笑顔を貼り付け、画一的な言葉で対応する。それも、極力そうと見破られないように。
何も怖がる事は無い。だってこれは自分じゃない。深まる剥離感。ただの接客マシーンになっていく自分。俯瞰でただそれを見ている自分が本当の自分。
だから何も怖くない。接客マシーンに心なんて無いから。
ほら、悪いと思って無くても謝れる。申し訳なさそうな顔が作れる。
ウザイから来るなと思っていても笑顔を作れる。
いつしかそれが当たり前に出来るようになっている。なっていく。

そうなったら後は簡単。日常でもそれをやればいいだけなのだから。
ほら、また仲良しごっこをするために近づいてきた人がいる。
すぐに笑顔を貼り付ける。
なにも躊躇う事は無い。
きっとみんなそうやってコピー&ペーストされた笑顔と話題でそれなりに過ごしているのだから。