たまーに来るんだ、これが

多分誰でもそうなんだろうけど、ふとした瞬間に視線がぶつかる幸せのときめき憶えているでしょってな具合で、時々妙に陰鬱な気分になる時がある。しかも一週間くらい。
慣れてくると、「あー、また沈んでるなぁ。やばいなぁ」って思うようになるんだけど、「やばいなぁ」と思ったところでいつまで続くかもわからず、沈んでることには変わりないので、「やばいなぁ」と思えば思うほど、余計に沈んでいくというスパイラル。


で、今日駅で見た、合コンの帰りだかなんだか知らないけどやたら盛り上がってた大学生の集団も、電車内で乳繰りあってた(マジにワイシャツに手突っ込んで胸揉んでた)高校生バカップルも、ものすごい疲れた感じで座席でウトウトしてたら思いっきり頭を窓ガラスにぶつけてた40過ぎのおじさんも、きっとみんなそういう時があるんだろう。特に最後のおじさんは大変そうだったな。
あ、あと大学生集団の中の一人の女性が、「私酔っちゃった帰れない〜」とかホザいて男にしなだれかかってるのがやたらと不快だった。お前明らかに酔ってる演技やろ。
こういうことで不快になるのはなぜだろう。


ちなみに高校生カップルは、俺のちょうど向かいに座って、俺がイヤホンして本読んでる真ん前で、
「えーちょっと気まずいから」
「見せつけてやろうぜ」
「てか見てないっしょ」
「いやぜってー横目でチラ見してっからw」
「なら余計だめじゃんw」
「いいだろ。どうせなにもできねーよw」
「てか聞こえてんじゃないの?」
「関係ねーしw」


ってな感じで胸揉んでました。


ええ、しっかり聞き耳たてつつチラ見しましたよ。一瞬、ほんとに一瞬だけどな!
別に見たかったとかじゃなくて、ムカついて睨もうと思ったら「ぜってぇチラ見してっから」って声が聞こえたから、慌てて見てないフリ、聞こえてないフリしたけど。興味ないってなもんで。


で、まぁ四半世紀生きてきた経験から言うと(逆に言えば四半世紀しか生きてない若輩なりに)、こういう沈んでる時は理不尽に怒りをたぎらせるか、考え事をして気づかないうちに気が晴れてるようになるまで待つか、まぁそんな風にして過ごすんが自分の場合良いっぽい。
ただし、考えるっつっても楽しいことなんか考えられるわけねーから、無駄に小難しいこととか意味ないことを延々と考えて、そっちに集中して「沈んでる」ってことすら忘れられるといいなぁって感じで。


というわけで、女子高生はブサイクでした。男子高生はちょこざい系。
なんでバカップルって美男美女じゃないんだろう。
羨ましいから殺意が沸くというより、見苦しくて殺意沸くようなヤツだけなのはなぜだろう。


女の子がもうちょい可愛かったら、多分ガン見してます。ええ、どうせ自分キモイですから。


大丈夫僕は元気です。