好き嫌い

面倒臭い事になった途端、どうでも良くなる。
昨日まで大好きだったものが、塵に変わる。
所詮その程度の物なんだろう。
 
それは言うまでも無く僕のせいである。
それに価値を見出せる人もいる。
価値を見出せないのは、僕自身に価値が無い為だ。
 
僕の右手は時々、全てを壊したくなる。
僕の右手は時々、全てを掴みたくなる。
 
人間が嫌いだ。世界が嫌いだ。ありとあらゆる物が嫌いだ。
でも、そんな全てが好きだ。