さて

毎日更新にも飽きてきて、また程よく日数が空いてきたわけだが。時事ネタを。
クリスマスなどのイベント事が好きである。
正確にはイベント自体に参加する気は更々ないので、イベント事自体が好きなわけではないのだが。
クリスマスだとかバレンタインだとか夏だとか正月だとか大晦日だとか、そういうイベントにかこつけて楽しんでいる人を見るのが好きなのだ。

常に世界と自分を切り離して見ているせいかもしれないが、嫉妬心という物を抱く事が滅多に無い。だからクリスマスだろうとバレンタインだろうと、幸せそうな人を見ると羨むでもなく純粋に「いいなぁ」と思えるのである。
別にそのカップルの仲人役をしたのが自分ではなくても、「あー、よかったなぁ」と思えるのだ。
いやホント、いい人ぶってるとかじゃなくて。
むしろ理由は全然駄目な理由からだしね。

つまり、こういう場合普通は悔しいだとか妬ましいといった気持ちになるのだろうが、僕の場合、まず(根拠も特になく)僕自身がそいうった一般的な幸せといった物から程遠い人間だと思っているので、そういった一般的な幸せを手にしている人を見ても、「よかったねー」と純粋に思えてしまうのである。

自分が参加してるレースで好タイム叩き出されたらプレッシャーだけど、最初から自分が参加してない自分と全く関係ないレースでコースレコードが出ようと「良かったね」と素直に言えてしまうのだ。

それが誰かを踏み付けての幸せでない限り、見ているこっちも嬉しくなれるのである。
だから一人でクリスマスに向けてライトアップされた所などを見たりもするのだが、強がりでもなんでもなく、本当にただ綺麗だな、周りのみんな幸せそうだな、なんか俺も嬉しいな、と思うだけなのだ。

あまり信じて貰えないだろうなと思いつつも、競争原理から離れるとうのはこういう幸せをもたらす事でもある。
こればかりは恋愛奴隷と言っても過言ではない競争者達に対し、優位と呼べる部分ではないかと密かに思っている。