くだらない作家・作品論はもうやめにしないか?――あるいはブンガクの読み方について

新しい文学

一人称で語れば私小説なんだろう?
そんなクソみたいな話ならもう沢山だよ
それが何なのかなんてどうだって良いから
目の前の作品を全部読み返すのさ

退屈な夜は江戸戯作を
前時代的と貶めれば
文体開放
言文の一致と自然主義で文学は止まる

主観に満ちた
こじつけじみた評論の片隅から
さぁ始めよう
胸躍るような新しい文学

批評的なスタンスやアンチテーゼだとか
能書きに満たされた文壇にはウンザリだよ
作家の立ち位置なんて何処だって良いから
目の前の作品を全部読み返すのさ

憂鬱な君は主人公を
小説家と重ね合わせれば
オーバーラップ 作品
作家の同一視と 作家論で文学は止まる

資本主義下での
純文学の矛盾の片隅から
さぁ飛び出そう
胸躍るような新しい文学

文学!
文学!
文学!

肝心の本文は

へたくそな替え歌だけで面倒になったので、また明日。