民主政権は確かに不安だけど、結局どこも不安だよね。だけど二大政党制目指すならどこかで政権交代させないとね。という話

いまだ革新派を気取っているので、選挙の度に白紙投票との二択な僕です。


今回民主が圧勝ペースのようで、ネット上では不安の声やらマスコミに踊らされる愚民を罵る声が目立つ。
僕は自民党を好きではないし、それ以上に民主党を好きではないけれど、天の邪鬼なので今回の政権交代騒ぎを「良し」と見るスタンスになりつつある。


二大政党制自体の善し悪しを本気で語れるほど、僕は政治を知らない。
だが、とりあえず周囲の識者の話を聞く分には、二大政党制は「良し」らしい*1
で、二大政党制を前提として考えた場合、自民以外の党に政権与党経験が必要なわけである。
二大政党制の考えで行くと、公明党共産党社民党は論外。郵政騒動思い出せば、国民新党改革クラブも外れるし、結局現実的に残るのは民主だけだよねー。という。


なので、問題は「政権交代したこと」そのものよりも、「現在活動している党で自公以外の党に政権与党経験がないこと」と言えるのではないか。
で、自民与党を続けさせすぎた国民にも責任はあるよね、と。実際には、新進党とかさきがけとかあったけど、ポシャったし。
まぁそれがあるから、余計に民主が不安だったりもするわけですが。結局同じこと繰り返すだけじゃねーの? と。


まぁ、結局二大政党制目指すなら、どこかで政権持たせなきゃいけないわけだし、それが今回だった、という。
郵政解散での衆院選じゃなく、今回で、ってのは、明らかにタイミングとしておかしいし、交代するなら前回だっただろ、と思うけど。
このタイミングって、国民に一貫性とか思想とかそういうのが無いのが丸わかりの結果じゃないか。

*1:僕自身としては、欧米がそうだからって理由だけじゃねーの? とも思うけど