気にくわないこと

愚痴というより最早攻撃のレベル。


綺麗事が嫌い。正確には、綺麗事自体は好きなんだけど、綺麗事だけで誤魔化す姿勢が嫌い。無知から来る綺麗事も嫌い。
自分が無駄に使った100円で、後進国の子どもが20人救えたかも知れないということは、常に自覚していたい。
そして、自覚した上で、今日も100円ショップで無駄にアイスを買いたい。
それについて言い訳するつもりは全くない。


みんなそうして生きているからといって、自分もそうして良いと思いたくない。
自分より酷いことをやっている奴を例に挙げて、自分には罪は無いと思いたくない。
俺は100円程度無駄に使っただけだけど、俺の前に並んでた奴は酒だのなんだので2000円じゃねーか、俺は20人の命を「救わなかった」のだとしたら、俺の前の奴は400人だぞ。
なんてことを思ってたくない。


とにかく、人が、国が、社会が、嫌いだ。
不平等を当たり前のように受け入れて、それから目を背け、臭い物に蓋をするかのごとく回り続ける世界が。
何が格差社会だ。アホか。世界規模の格差に比べりゃ微々たるもんだ。
この世界規模の格差をなくせるなら、おそらく世界の上位数パーセントにいる俺ですら、喜んで富の再分配に協力する。
それに同調しない連中が嫌いだ。
服も、食料も、家も、娯楽も、最低限生きていけるだけあれば十分だろう。


こんなことを言うとまず自分からやれと言うアホが嫌いだ。
俺は自分だけが犠牲になるなんて、まっぴらごめんだ。
君は俺を最低のクズだと思うだろう。
ああ、その通り。俺は最低のクズだ。
そして俺が、「行動しない故にクズ」なのだとしたら、これを読んでいる君もまた、最低のクズだ。
もし世界中の富める者が同じ気持ちになれば、あっとういう間に格差なんて無くなるんだから。
そして日本語を読めるという時点で、君はほぼ確実に世界の中では「富める層」の一人だ。


ようこそクソッタレで最低な君。
明日もクズがたむろする世界で、死に続けてる連中を肴に、食い散らかしながら、酒でも飲もうか。