優劣

当たり前だが、優劣とは何を優とするか(あるいは何を劣とするか)を定義してはじめて決められる物である。有意義という言葉も同じく。
例えばドミノを三時間並べて暇を潰すのと、三時間肉体労働して賃金を得て暇を潰すのと、一口にどちらが優れているとは言えない。
金銭に関して見た場合は賃金を貰った方が遥かに有意義だが、目的が体力の温存だった場合は、もうダメダメである。
というわけで(強引だが)目的なりが変われば当然優劣も変わる。
で、人生の目的なり目標なりなんて、人それぞれなわけで。
毎日ぼーっとして暇を潰した人間と、毎日勉強に励んで知識を増やし暇を潰した人間とで、「こちらの方が良い人生だった」など言えないわけである。
(知識面ではこちらが優れている等は言えるし、また自分の場合こちらの人生の方を送りたいと思うといったことは言えるが)

ただまぁ、最低限、反社会的な行為は避けるべきだろうけれど。
倫理観や道徳観からの問題ではなく、社会的保障を受ける身として。
というわけで、法に触れない範囲で悠々自適に今日も生きてます。